12日付の中国各紙によると、中国浙江省寧波市で11日、同市象山県の無人島、大羊嶼島の使用権が競売にかけられ、地元の観光開発企業が2千万元(約2億4千万円)で落札した。中国が生態環境と海洋権益の保護強化のため、島しょ保護法を昨年施行して以来、公開の競売で無人島の使用権が落札されたのは初めて。
大羊嶼島は象山県沖数百メートルにあり、面積25.8ヘクタール。使用権は50年の期限付きで、落札企業は高級リゾートとして開発する方針という。
中国が今年4月、島しょ保護法に基づき公表したリストによると、開発可能な無人島は浙江省や広東省など沿海部の176島に上っている。(共同)
大羊嶼島は象山県沖数百メートルにあり、面積25.8ヘクタール。使用権は50年の期限付きで、落札企業は高級リゾートとして開発する方針という。
中国が今年4月、島しょ保護法に基づき公表したリストによると、開発可能な無人島は浙江省や広東省など沿海部の176島に上っている。(共同)