2011年8月30日火曜日

香里奈×吉高×AKB大島、月9で美女競演


モデルで女優の香里奈(27)が、10月スタートのフジテレビ系月9「私が恋愛できない理由」(月曜後9・0)に主演することが29日、分かった。他に女優の吉高由里子(23)、AKB48の大島優子(22)の豪華競演で、等身大のラブストーリーを紡ぐ。月9ドラマ初主演の香里奈は、「恋愛について1クール悩み倒し、成長していけたら」と意欲をみせている。(サンケイスポーツ)

 注目の女優2人と、国民的アイドルグループの“顔”。いま最も旬な3人が、現代女性のリアルな心象風景を描き出す。

 「私が-」がスポットを当てるのは、「恋愛できない女性たち」。従来の月9ドラマのようなきらびやかな恋愛模様ではなく、まともな恋愛ができない“恋愛不全症候群”に陥った女性たちの人間群像を描いた異色のラブストーリーだ。

 男っ気がないまま年齢を重ねてしまったアラサー独身キャリアウーマンの主人公・藤井恵美を演じるのは、昨年10月の同局系ドラマ「フリーター、家を買う。」など話題作に相次ぎ出演する香里奈。

恵美の後輩で不倫の恋にはまるキャバクラ嬢・小倉咲役には、2008年の主演映画「蛇にピアス」の鮮烈な演技が印象的な若手演技派の吉高が起用された。さらにAKB48の中心メンバーとして活躍する大島が、月9ドラマに初レギュラー出演。男に「都合のいい女」として扱われる派遣社員・半沢真子役として、子役時代から培ってきた演技力を披露する。

 月9ドラマ初主演の香里奈は、「共感できる部分がたくさんあって、自然と内容に入り込めた」と役柄への共感をにじませる。吉高は「3人の掛け合いが多い作品になりそうなので、コミュニケーションとリアクションを大事にしたい」と豪華コラボを意識。大島も、「AKBとはまた違った一面を知っていただけたらいいな」とコメントを寄せており、それぞれに意欲を燃やしている。

 月9ドラマの新機軸となりそうな作品に、「現代女性の気持ちに寄り添い、社会学的にテーマを掘り下げられるようなドラマにしたい」(中野利幸プロデューサー)と制作陣の期待も高い。新種のラブストーリー誕生に期待だ。

2011年8月28日日曜日

冠番組打ち切り第1号に最長寿番組「クイズ!紳助くん」内定



23日付で芸能界を引退した元タレント、島田紳助さん(55)のレギュラー番組6本の中で、18年の最長寿となる大阪・ABCテレビ「クイズ!紳助くん」(関西ローカル、月曜後11・17)が打ち切り第1号に内定したことが27日、分かった。29日放送分は番組名を変更し、紳助さんが出演しないコーナー特集に差し替えるが、継続については冠番組のため断念。後番組の司会はお笑いコンビ、雨上がり決死隊が有力だ。(サンケイスポーツ)

 冠番組の宿命か、「クイズ!紳助くん」が打ち切り第1号となった。

 日本テレビ系「行列のできる法律相談所」、同局系「人生が変わる1分間の深イイ話」が新司会者で継続へ動く中、同番組の公式ホームページは25日付で閉鎖された。

 29日放送分は、紳助さんが出演していない同番組コーナーで、関西の若手芸人が体当たりリポートする「なにわ突撃隊」の特集に代替。番組収録は9月12日分まで終了していたが、紳助さん出演部分はお蔵入りとなる。

 複数の関係者によると、冠番組のため本人ありきで成立しており、紳助さん抜きの継続は無理と判断。打ち切りを内定したようだ。

 93年10月にスタートした「-紳助くん」は、紳助さんと歌手、円広志(58)らレギュラー陣やゲストとのトークバトルが人気を呼び、初代アシスタントを務めた女優、藤原紀香(40)を輩出。約18年、関西の老舗番組として親しまれてきた。

気になる新番組は未定も、紳助さんの穴を埋める“後任”は、元所属事務所、吉本興業の後輩にあたるお笑いコンビ、雨上がり決死隊が有力だ。

 ABCは夏の甲子園期間中の深夜に「熱闘甲子園」を放送するため、8日からレギュラー番組を休んで「5夜連続 真夏のお笑いナイトウィーク」と題した実験的な特番を放送。第2夜(9日)に放送した「男と女のミステリー!-やまと“ナゼ?”しこ」の司会が雨上がりで、視聴者の評判が良かったことから新番組候補に挙がった。

 放送内容、スタート時期などは今後調整していくとみられるが、「-紳助くん」の放送枠の裏番組に雨上がりの準レギュラー、MBSテレビ「痛快!明石家電視台」(月曜後11・55)があるため、新番組の放送曜日を替えることも検討されそうだ。

2011年8月24日水曜日

芸能界と暴力団 断ち切れぬ関係

島田紳助さんの突然の引退劇により、芸能界と暴力団との関係が改めて明らかになった。

 両者のかかわりは古く、戦後には山口組の田岡一雄3代目組長が美空ひばりさんらの興行で資金を稼いだケースもあった。

 芸能評論家の肥留間正明さん(62)は「昔はキャバレーなどでの興業で、暴力団にみかじめ料を払うことが多かった。今では市民会館やアリーナで興業を行うことが多いが、イベンターが実は暴力団関係者という話はよく聞く」と話す。

 総合エンターテインメント産業を目指す吉本興業は昨年、グループ行動憲章に「反社会的勢力からの接近に対しては、断固として対決し、一切の関係を持たないことを誓います」と明記するなど、来年の操業100周年を前に暴力団関係者らとの接触には神経質になっていた。島田さんは「引退」で身を引いたとしているが、肥留間さんは「吉本興業による事実上の解雇。ダークなイメージのタレントを抱えることはマイナスにしかならない。稼ぎ頭を“クビ”にしたのは、暴力団との付き合いがもはや黙認できないほど深いものになってしまっていたことが背景にある」と指摘する。

 「暴力団と芸能界は、持ちつ持たれつという関係の部分がある」と話すのは、暴力団に詳しいノンフィクションライターの溝口敦さん(69)。

島田さんの会見では「人を介しての付き合いなのでセーフだと思っていた」「(トラブル解決後に)お金を渡さなきゃいけないのかなと思ったが、『馬鹿なこと言うな。心の中でつながっていればいい』と言われた」と、暴力団側から“侵食”される手口も明らかにされた。溝口さんは、暴力団側のメリットとして「芸能人と親交を持て、連れ回せれば大きな顔ができる」と指摘。一線を越えた芸能人側には、売れ残ったチケットをさばいてもらったり、トラブルの仲介を頼めるメリットがあるという。

 ただ、「暴力団との交際に法律的な罪はなくても社会的には問題との認識が強まり、暴力団の影響力や経済力も弱体化している」と溝口さん。「芸能人にとって暴力団と付き合うメリットは少なくなってきており、関係は次第になくなっていくのではないか」

 暴力団排除の風潮で表面化しにくいが、肥留間さんも「今回のケースは、暴力団と付き合えば引退しなければならないという一罰百戒的な意味を芸能界に示せた」と“浄化作用”に期待を寄せる。

2011年8月20日土曜日

緊急時こそサイネージ

「節電にて販売中」

 ペットボトルや缶飲料の自動販売機にこんな表示がされているのをよくみかける。石原慎太郎東京都知事に電力浪費の最たるものとして指摘されただけに時節柄、肩身の狭い思いをしているようだ。実際、自販機での販売を中心とする飲料メーカーからは「逆風ですよ」と恨み節も聞こえてくる。

 猛暑は飲料メーカーにとって大きなビジネスチャンスであることはいうまでもない。季節要因を追い風にして一台でも多くの自販機を設置することで、さらなる売り上げ増を目指す。しかし、東京電力の福島第1原子力発電所事故の影響で、首都圏のみならず全国的にも電力が不足している状況にある。自販機を新規に設置するには厳しい環境といえそうだ。

 電力不足は街頭や商業施設などに設置されているデジタルサイネージ(電子看板)にも影響を与えた。6月に千葉市の幕張メッセで開かれたサイネージの展示会場では、「今後は節電と緊急情報の提供が普及のカギ」と出展企業の担当者らは口をそろえていた。会場内には太陽電池パネルを付けたり、蓄電池を装備して夜間充電した電気を昼間に使用するなど、さまざまなタイプが展示されていた。

一方、足元の対応はどうか。産経新聞がコンビニエンスストアに設置して実験しているサイネージは、画面の明るさを落とすことで従来に比べ20%節電して稼働させている。神社の境内に置いたサイネージについても放映時間を短縮していた。

 「震災後も新規受注は減っていません。右肩上がりですよ」。節電要請が高まる中、サイネージ機器市場はどうなっているかと思い、東京に拠点を置くメーカー担当者に尋ねてみたところ、意外な答えが返ってきた。新しく建つ商業施設などは、ほぼ導入するという。従来の看板に比べてコストダウンできることに加え、緊急時にテレビ番組が放映できることなどから、災害情報の媒体としても評価されているらしい。

 震災直後、産経新聞もサイネージの放映を中止した。しかしその後、被災地の様子、義援金受け付けなどのニュースや情報をコンビニや神社で流すことは報道機関の使命であると考え再開に踏み切った。「こんな時だから消してくれ」ではなく、「こんな時だからこそ放映してくれ」といわれるサイネージにしたい。

2011年8月14日日曜日

「東京公園」が審査員特別賞…ロカルノ映画祭

ジュネーブ=佐藤昌宏】スイス南部ロカルノで開かれたロカルノ国際映画祭で13日(日本時間14日)、青山真治監督(47)の「東京公園」が、今回特別に設けられ、最優秀賞「金豹(ひょう)賞」に匹敵する「金豹賞審査員特別賞」を受賞することが決まった。

 同映画祭は、若手監督の登竜門として知られ、1946年から毎年8月に開催されている。

 「東京公園」は青山監督の最新作。カメラマンを目指して東京の公園で家族写真を撮っている大学生が、ある撮影依頼をきっかけに、自分の周囲の人間関係を見つめ直していく過程をみずみずしく描いている。

 青山監督は1996年に長編映画デビュー。2000年のカンヌ国際映画祭では「EUREKA(ユリイカ)」で国際批評家連盟賞、エキュメニック賞を受賞するなど国際的評価を得ている。

(2011年8月14日04時40分 読売新聞)

2011年8月11日木曜日

3DS、「新価格に納得」は9割以上




3DS値下げに関する調査の結果発表 ― 安いと思った人が過半数を超える

7月28日にニンテンドー3DSが1万円値下げされることが発表されました。インサイドではこれを受けて緊急アンケートを実施。読者の皆さんに感想を伺いました。その結果を発表します。

■年齢
10代:13%(488人)
20代:28%(1020人)
30代:39%(1426人)
40代:16%(597人)
50代:2%(88人)
60代:0%(11人)
その他:0%(6人)

まず年齢ですが、回答してくれた方の多くが20代~30代の方が主に答えてくれました。次いで40代、10代、と言う結果になりました。ニンテンドー3DSは2万5000円と言う価格だったということもあり、大人の方がほとんどということになります。

■性別
男性:84%(3060人)
女性:16%(576人)

続いて回答者の性別は、男性が84%(3060人)、女性が16%(576人)と言う割合になっています。

■新価格1万5000円になってどう思いますか?
適切:40%(1441人)
安い:56%(2022人)
高い:5%(171)

今回、ニンテンドー3DSが新価格1万5000円になったことについては、56%の方が安いと回答。逆に高いと答えた方は5%と、とても低い数字になっています。

1万5000円が適切と回答した人が40%なので、安いと回答した人とあわせて96%の方が1万5000円と言う価格に納得しているようです。

やはり2万5000円と言う価格は携帯ゲーム機としては高価なものであり、決して安い価格ではありませんでした。

それがニンテンドーDSiと同等の価格になったことで、その高い価格の敷居は取り払われたことになります。

また、ニンテンドーDSiと同じ価格、ニンテンドーDSi LLより安く、3DS専用ゲームも遊べて従来のDSソフトも遊べるのであれば、自ずとニンテンドー3DSを買う人が今後増えてくるでしょう。

ニンテンドー3DSはバーチャルコンソールの機能もありますから、ゲームボーイやファミコン、ゲームギアやPCエンジンなどのダウンロードソフトも充実してくれば魅力はグッと増すでしょう。

■値下げ後、ニンテンドー3DSが欲しいですか?
買う:21%(760人)
買わない:16%(572人)
新色待ち:7%(270人)
既に持っている:51%(1859人)
その他:5%(175人)

値下げ後、ニンテンドー3DSが欲しいかと言う問いに対して、全体の21%(760人)の方が買うと回答。気になってたけど価格が高くて見送っていた人は結構多く、今回の値下げで買うと決めたようです。

値下げ後も買わないと答えた人は16%(572人)となっていて、その多くが「魅力的なソフトが無い」「遊びたいソフトが無い」「リメイク物ばかり」「カラーバリエーションが少ない」「目が疲れる」「有名なシリーズものが出たら」「本編のポケモン待ち」などの意見が目立っています。

やはりゲームユーザーが求めているのは、ニンテンドー3DSだけの為に作られた新作ソフト。確かにここ最近出た新作は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『スターフォックス64』『テイルズ オブ ジ アビス』『ワンピース アンリミテッドクルーズ』など、かつて発売されたタイトルのリメイク作が続いています。

今後は11月に『スーパーマリオ3Dランド』、12月に『マリオカート7』が全世界で発売予定となっています、それまでにどれだけ新作を用意できるかがポイントになってくるでしょう。

ニンテンドー3DSが売れるかどうかは、今後のラインナップで大きく左右されると言っても過言ではありません。

また、新色待ちの意見では「ホワイト」が最も多い回答となりました。

今回は多数の方に回答いただきありがとうございました。また、個別に送っていただいたメッセージについては別記事で掲載したいと思います。

2011年8月8日月曜日

“兄貴”内田裕也、コメントできず… ジョー山中さん死去でショック


1977年の大ヒット曲「人間の証明のテーマ」などで知られるロック歌手、ジョー山中(本名・山中明)さんが7日午前6時56分、肺がんのため神奈川・自衛隊横須賀病院で死去した。64歳だった。

 山中さんと親交が深く、見舞いに訪れていたロック歌手、内田裕也はこの日、コメントを発表しなかった。関係者は「急な訃報で大きなショックを受けており、会見やコメントを発表する状態にない。気持ちが落ち着いたら対応すると思う」と話した。

 内田は、山中さんがボーカルを務めたフラワー・トラベリン・バンドをプロデュース。自ら主催した年越しライブ「ニューイヤーロックフェスティバル」には山中さんがほぼ毎年出演するなど、内田にとって常に行動をともにする家族のように絆の深い仲間だった。(サンケイスポーツ)

2011年8月6日土曜日

菅首相あいさつ要旨 平和記念式典



広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式での菅直人首相のあいさつ要旨は次の通り。

 原爆の犠牲となった方々の御霊に謹んで哀悼の誠をささげる。今なお原爆の後遺症に苦しまれている方々に心よりお見舞い申し上げる。

 66年前、広島を襲った核兵器の惨禍を人類は決して忘れてはならず、二度と繰り返してはならない。唯一の戦争被爆国として、究極的な核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向け、憲法を順守し、非核三原則堅持を誓う。

 わが国は「核兵器のない世界」実現に向け、国際社会の先頭に立って取り組むと決意し、実践してきた。核軍縮・不拡散分野で国際的な議論を主導している。

 昨年提唱した「非核特使」は、広島で被爆された延べ17人の方々に世界各地で核兵器の悲惨さや平和の大切さを発信してもらった。核軍縮・不拡散教育の活動を世界に広げる。原爆症の認定を待っている方々を一日でも早く認定できるよう最善を尽くし、被爆者の援護に誠心誠意取り組む。

 東日本大震災による原発事故は放射性物質の放出を引き起こし、世界各国に大きな不安を与えた。政府は未曽有の事態を重く受け止め、事故の早期収束と健康被害の防止に向け、あらゆる方策を講じてきた。今なお多くの課題が残されており、今後も全力を挙げて取り組む。

 エネルギー政策についても白紙からの見直しを進めている。原子力の「安全神話」を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のため抜本対策を講じるとともに、原発への依存度を引き下げ「原発に依存しない社会」を目指す。事故を人類にとっての新たな教訓と受け止め、世界の人々や将来の世代に伝えていくことがわれわれの責務だ。

2011年8月3日水曜日

水害被災地の衛星画像公開 新潟・信濃川流域


宇宙航空研究開発機構は2日、7月末に新潟県・信濃川流域で起きた水害の被災地を衛星でとらえた画像を公開した。

 ドイツ航空宇宙センターなどが運用する衛星「テラサー・エックス」の観測データの提供を受け、宇宙機構で解析して画像化し、国や新潟県、そのほかの防災関係機関に提供した。

 画像では、冠水によって水害前より明るさを失った箇所を赤く示した。信濃川が赤い帯のように写り、川幅が広がっていることが分かるほか、周囲の水田地帯にも冠水とみられる赤い領域が広がっていた。

 この水害により新潟県では中越、下越地方を中心に強い雨が降り続き、堤防の決壊や床上・床下浸水が多数発生した。

2011年8月2日火曜日

死亡のワインハウスさんのアルバム、全英チャートで1位


7月23日に自宅で死亡しているのが見つかった英人気ソウル歌手、エイミー・ワインハウスさんのアルバム「バック・トゥ・ブラック」(2006年)が31日に発表された全英チャートで1位を獲得した。BBCが伝えた。

 先週の全米チャートで9位となったこのアルバムはワインハウスさんの2作目。ファーストアルバムの「フランク」(03年)は全英5位で、シングルチャートではトップ40に5曲がランクインした。(SANKEI EXPRESS)