2011年9月7日水曜日

駿河太郎、朝ドラ出演に父・鶴瓶大喜び


落語家、笑福亭鶴瓶(59)の長男で俳優、駿河太郎(33)が10月3日スタートの次期NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」(月~土曜前8・0)に出演することが6日、発表された。尾野真千子(29)演じる主人公の夫という大役での朝ドラデビュー。鶴瓶も大喜びで、この日、同大阪放送局で取材会に臨んだ駿河は「父と2人でお酒を飲みに行った。『お前、すごいことやぞ』と激励された」と明かした。(サンケイスポーツ
 ミュージシャンとしてデビューし、現在は俳優としても活動する駿河。普段は新しい仕事が決まっても、父の鶴瓶には特に報告はしてこなかったという。だが、今回は別だ。NHK朝ドラの大役をオーディションで勝ち取り、父に伝えた。
 「会う機会があって、『決まったよ』と報告した。初めてに近いくらいですが、2人でお酒を飲みに行きました。すごく喜んでくれた。『お前、すごいことやぞ。朝ドラやぞ。お前次第やから頑張れ』と」
 6日、NHK大阪放送局で行われた収録取材会に参加した駿河は、うれしそうに明かした。
5月中旬にオーディションを受けた。約1カ月後、朗報を耳にした。「(東京の)渋谷にいるときにマネジャーから決まったと聞いて、交差点の真ん中で『ヨッシャー!』って喜びました。大抜てきです。ありがとうございます」と報道陣にまで感謝した。
 撮影は7月に入ってスタート。世界的デザイナー、コシノ3姉妹を育てた小篠綾子さんをモデルにした主人公・小原糸子(尾野)のもとに婿入りする夫・川本勝を演じる。糸子との間に3女をもうけるが、戦地で病死する役どころだ。
 ともに会見した尾野は駿河について「笑顔がステキ。それだけなんですよね…」と、気が強い役柄さながらの“口撃”を繰り出し、駿河は「僕も糸子もマイペース。束縛とかはない」と防戦一方。ただ、互いに「初めて会った気がしなかった」そうで、早くも息はピッタリだ。
 この日は結婚シーンの撮影があり、会見も白むくと紋付きはかま姿で。写真撮影の際、報道陣からの「見つめ合って」の要望に難なく応え、本当の夫婦のようなラブラブぶりを発揮した。
駿河は「オーディションで台本読んで(糸子の夫は)エエ人やな、ぜひやりたいと思った。マイペースさが好き。(物語の設定の)男尊女卑の時代には大きなこと。直感で感じたまま、やらせてもらってます」と気合十分。俳優としても高い評価を受ける父の背中を追い、朝ドラデビュー作に全力投球だ。

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