宇宙航空研究開発機構は2日、7月末に新潟県・信濃川流域で起きた水害の被災地を衛星でとらえた画像を公開した。
ドイツ航空宇宙センターなどが運用する衛星「テラサー・エックス」の観測データの提供を受け、宇宙機構で解析して画像化し、国や新潟県、そのほかの防災関係機関に提供した。
画像では、冠水によって水害前より明るさを失った箇所を赤く示した。信濃川が赤い帯のように写り、川幅が広がっていることが分かるほか、周囲の水田地帯にも冠水とみられる赤い領域が広がっていた。
この水害により新潟県では中越、下越地方を中心に強い雨が降り続き、堤防の決壊や床上・床下浸水が多数発生した。
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